伽藍とバザール (4)
http://www.tlug.jp/docs/cathedral-bazaar/cathedral-paper-jp-4.html
デバッガたちの作業重複によって生じる理論的な無駄は、Linuxの世界ではほとんど問題にされないようだ。 「はやめしょっちゅうのリリース」の効果の一つとして、すでにフィードバック済みのバグフィックスをすばやく広めることでそういう重複をなくせるということがある。
万が一本当に 深刻なバグがあったときのために、Linuxカーネルのバージョンのナンバリングには工夫がある。ユーザ候補は、「安定」とされたカーネル最新版を使うか、最先端にいって、新しい機能を使うかわりにバグの危険をおかすか、という選択ができるようになってる。