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登場人物が多い話では相関図を使う

問題

登場人物が多い話を人に伝えるのはとても難しい。
「誰が誰に何をしたという事は、誰にとっての事実なのか」を明示しなくてはならないし、明示することが面倒で指示語(これ、それ、あれ)を使うと、文章を組み立てることが難しくなってくる。

解決方法

登場人物が多い話をスムーズに相手に伝えるには、最初に人物相関図を書いておくといい。
人物相関図というのは↓のようなもの。
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/baccano/character/index.html
絵はいらないので、名前と線で関係を表して、組織があれば四角で囲む。
矢印の使い方が少し難しいけど、矢印が使えるとさらに相関がよく分かる。


聞き手はこれから聞く話の内容を知らないので相関図は話し手が書く。
あるいは聞き手から話し手へ、登場人物の人数を尋ねて人数が多いと感じたら相関図を書くことを提案する。
ただ、最初に登場人物を尋ねると話し手が気分を害してしまうことがあるので、尋ね方が難しい。


相関図があれば、指さしながら話すことで、指示語も使い放題。
だから話し手も気持ちよく話せる。